根管治療のルールとお知らせ

梅雨明けしたのかというくらい暑い日が続いております。


早くも夏バテしてしまいそうな日々ですので、御自愛下さい。


今回は根管治療後の1年の予後の歯です。


先ずは術前のレントゲン写真です。



根管内が感染を起こしていて、根の先が膿んでいます。

その為、歯肉も腫れて膿の出口が出来てきていました。


御相談させて頂き、ルールを守った根管治療を行わせて頂き1年後のレントゲン写真です。




まだ少し黒く透けている部分が存在しますが、かなり骨へと回復してきてくれています。



根管治療には、守らなければならないルールが有ります。

細菌感染という見えない敵と戦うために、先ずは術中にそれらが根管内に侵入できないようにしていく必要が有ります。


その為にはラバーダムは必須です。



このラバーダムがない状態では
体を綺麗に洗っても泥水で洗い流してるのと同じです。


このラバーダムをする為に失った歯の部分をレジンや他の材料で壁を作る必要がある時があります。


そこまで環境を整えてから初めて根管内を触っていくことが出来ます。

逆を言えば、ラバーダムの出来ない症例は根管治療の対象にはなりません。


ラバーダムが出来たら、根管内をじっくり観察する為に重宝するのが顕微鏡です。



拡大視野で根管内を観察できる事は、治療において非常に優位となります。





この様に細かいところまで確認していける事は、治療に対して非常に有用です。
肉眼で確認するのは困難です。



この様な内容が一つ一つ合わさって治療の成功率は上がっていきます。


治療の方法は患者さんが選択して頂くようにしています。


我々は選択肢を出し、そのメリット・デメリットを説明し、患者さんの費用対効果の高い方法を患者さん自身が選んで頂くことが重要だと考えております。

難しい選択をして頂かなければならないとは思いますが、歯を保存する一助になればと思っております。



今回も長い時間お疲れさまでした。

今後は年単位で予後を確認させて頂けたらと思っております。




ここからお知らせです。

来週の22・23日の土日は歯内療法学会の学術大会参加のためお休みを頂いております。

御迷惑をお掛け致しますこと御詫び申し上げす。

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