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早く秋よ来いと思う今日この頃です。



虫歯の治療の仕方には様々な方法があります。

どれも一長一短で、御自身の歯には敵いません。

私の治療方針の提案はその歯、または口腔習癖に合わせて相談させて頂いております。


治療方針はあくまで提案であって絶対ではありません。

1つ1つ患者さん自身が選んでいかれるのがベストだと考えております。

今回は御相談させて頂いた結果レジン充填にて治療させて頂きました。

先ずは術前の写真です。



画面左側の歯は前歯側と舌側(口蓋側)が黒く透けてきています。


虫歯になりある程度進行すると、この様な感じで歯の色が変わって見えてきます。


表面の歯質を削りながら虫歯の本体を探していくと




変色した歯質が出てきました。


更に削っていくと



虫歯で溶かされて柔らかくなった歯が出てきました。

同じ様な作業を舌側(口蓋側)の変色してる部分も行っていき、虫歯が染まる液で染めてみると



こんな感じで染まってきました。

この歯の虫歯は、前歯側の歯と歯の間と咬む面から少しずつ進行して中でかなり大きく広がっていました。

また、舌側(口蓋側)の溝からも広がっていました。


虫歯を染める液を何度も何度も使用して染まらなくなるまで少しずつ削っていきます。


その理由としては、削る際の器具の回転数に応じて摩擦熱が発生します。


回転数が高ければ高い程摩擦熱は高くなります。逆に回転数が低ければ低いほど摩擦熱は低くなりますが、器具の振動は強くなります。(削られてる時に響く感じが強くなります) その摩擦熱が高ければ高いほど、歯の神経にダメージがいきます。

虫歯の治療って簡単なイメージをお持ちの方もいらっしゃるかもしれませんが、実は非常に大変です。

歯へのダメージを最小限に考えながら全ての虫歯を除去していくには結構な時間が掛かります。

今回も虫歯の除去に45分頂きました。

そこまでしても、術後の痛みは起こると思います…。

虫歯の除去後の写真です。



かなり深い部分まで削っています。

少し色が濃い部分が残っていますが、虫歯を染める液が染まらない部分は健康な部分なため削ったりはしません。

ここからレジンを積層充填しながら、なるべく元の天然歯の形態を回復していく様に充填していきます。


術後の写真です。



段差なく充填させて頂きました。


歯の治療方法は色々な種類が存在します。

自費診療と保険診療で大きく分かれてそこから更に細分化されます。

その1つ1つを選択されるのは患者さん自身です。
我々歯科医師はその道筋を提案し施術を行うに過ぎません。




私自身が考える治療とは、健康な歯は極力削らない。
但し、周りの環境がそれを許さない状況ならば、少しの犠牲を伴いながら安定性の高い治療を行い長持ちさせていくことだと考えています。


長い人生の中でどれだけ歯医者で治療を受けないかがとても重要だと思います。

治療は受けず、予防でケアしていける環境を作る事が本当に重要だと思っております。


ハイブリットレジン充填は治療時間に長い時間を頂いております。



治療を受ける患者さんは大変だと思いますが、治療方法の1つとして考えて頂けると幸いです。(全ての症例に当てはまるわけではありません。)



今回も長い時間本当にお疲れ様でした。

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